Archive for 2009年5月

Codeseek 勉強会のWinRing0の資料をアップしました。

2009年5月25日

第40回codeseek勉強会
「宇宙仮面のWinRing0」
(共催:tk-engineeringこみゅぷらすeパウダ~.Net/C# Group)

開催日:2009年5月19日(火) 19:00~21:00 18:55に6F受付集合
場所:マイクロソフト社新宿オフィス6F会議室
募集締め切り:2009年5月16(土)23時59分59秒
20名まで
参加費無料

Codeseek 勉強会のWinRing0の資料を
http://uchukamen.com/wpf/WinRing0/
にアップしました。
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削除できなくなった Gadget を強制的に削除する

2009年5月19日

いろいろ悪さをしていて、Gadget が消せなくなった場合の対処方法 w

  1. タスクトレイの [Windows サイドバー]を右クリック→終了。
  2. %USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\Windows SidebarのSettings.ini を削除
  3. スタートメニュー→アクセサリ→Windows サイドバー で再起動。

なお、この場合、サイドバーの設定がすべてリセットされます。

XML Web Service の呼び出し

2009年5月18日

CPUの温度を取得する際、WebClient を使用した、非同期呼び出し。

なお、Silverlight 3 Beta では、linq がサポートされていないので動かない。

///////////

WebClient client = new WebClient();

string request = "<soap:Envelope xmlns:xsi=\"http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance\" xmlns:xsd=\"http://www.w3.org/2001/XMLSchema\"  xmlns:soap=\"http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/\">  <soap:Body><CPUTemperatureStringResponse xmlns=\"http://tempuri.org/\">      <CPUTemperatureStringResult>float</CPUTemperatureStringResult>    </CPUTemperatureStringResponse></soap:Body></soap:Envelope>";

client.Headers.Add(HttpRequestHeader.ContentType, "text/xml");

client.Headers.Add("SOAPAction", "http://tempuri.org/CPUTemperature");

client.UploadStringCompleted += delegate(Object sender2, UploadStringCompletedEventArgs ev)
{
    XNamespace soap="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/";
    XNamespace xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance";
    XNamespace xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema";
    XNamespace xst = "http://tempuri.org/";

    XDocument xmlHeadlines = XDocument.Parse(ev.Result);
    var headlines = from story in xmlHeadlines.Descendants(xst + "CPUTemperatureResult") select story;

    string temp = headlines.First().Value;

    TextBox1.Text = temp;
};

client.UploadStringAsync(new Uri("http://localhost/SystemTemperature/Temperature.asmx"), request);

CPUの温度取得に関するメモ6

2009年5月6日

WinRing0 を利用した Web Service のビルド環境の構築まとめ (Vista 32bit版)

  1. Visual Studio 2008 を管理者モードで起動
  2. ASP.NET Web サービスアプリケーションのプロジェクトを作成
  3. OpenLibSys.cs を追加
  4. WinRing0 は管理者で実行する必要があるため、Web.Config で Administrator に偽装するためのコードを追加
    <configuration>
      <system.web>
        <identity impersonate="true" userName="ホスト名\Administrator" password="パスワード" />
  5. デバッグ環境時の DLL 参照パス C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\DevServer\9.0 に WinRing0.sys と WinRing0.dll をコピーする。
  6. IIS実行環境時の DLL 参照パス c:\windows\system32\inetsrv に WinRing0.sys と WinRing0.dll をコピーする。

CPUの温度取得に関するメモ5

2009年5月6日

Web Service から OpenLibSys を呼び出すと、InitializeOls(); を呼ぶところでOLS_DLL_DRIVER_NOT_FOUND エラーになってしまう。

この原因は、WinRing0.sys を Visual Studio のデバッグ環境で、Web Service から呼び出すときに、OlsDll.cpp の Initialize()関数の中で、ドライバーを呼び出すときのパスが、 “C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\DevServer\9.0\WinRing0.sys” になってしまうためであることが判明した。暫定で、その場所に WinRing0.sys をコピーして先に進んでみる。

次に、Web Service をローカルの IIS に発行してみると、ドライバーを呼び出すときのパスが今度は、 “c:\windows\system32\inetsrv\WinRing0.sys” になってしまい、ドライバーを探しに行ってエラーになってしまう。そこに、WinRing0.sys をコピーすることで、Web Service から OpenLibSys を呼び出せるようになった。

image 

はまったメモ:

WinRing0が LoadLibrary で呼ばれていて、Web Service からデバッグできないので、ビルド環境を作って、メッセージを埋め込んでデバッグするしかなかった。もう少しいい方法があるのかな・・・

そこで、WinRin0\dll をビルドしてたら、DEF ファイルが外出しになっていて、リンカオプションに def ファイルを追加する必要があった。

/DEF:"C:\Users\uchukamen\Desktop\WinRing0_1_3_0\source\dll\OlsApi.def"

そこで、fprintf (stderr でと思ったが、出力先がないので、エラーを出せない。イベントログも面倒なので、とりあえず、ファイルにエラーメッセージを書き出した。

やっぱりワナがあった w

ここまでくれば、あとは OpenLibSys も気にせず、管理者モードに移行する必要もなく、簡単にアプリができる。ただ、OpenLibSys 強力な分、セキュリティ上注意が必要。

ASP.NET で偽装する

2009年5月6日

温度計を Web Service にしてなんてことを考えて、Administrator 権限が必要な OpenLibSys を Web Service 化するには、偽装しなければならない。その他、きっとはまるだろうと思いつつ、やっぱり引っかかりますね。

Web.config で

<configuration>
  <system.web>
    <identity impersonate="true" userName="ホスト名\Administrator" password="パスワード" />
   …

と追加して、実行すると、

‘/’ アプリケーションでサーバー エラーが発生しました。 構成にエラーがあります。

説明: この要求を処理するために必要な構成ファイルの処理中にエラーが発生しました。以下のエラーの詳細を確認し、構成ファイルに変更を加えてください。
パーサー エラー メッセージ: 構成ファイルで指定された資格情報から Windows ユーザー トークンを作成できません。オペレーティング システム ‘ログオン失敗: アカウントは現在無効に設定されています。
‘ のエラーです。

というエラーが発生。Vista では、Administrator アカウントが無効になっているので、

[管理ツール] → [ローカル セキュリティ ポリシー]

image

これを有効にしてみた。すると、このエラーは、無事解決。

しかし、InitializeOls(); を呼ぶところで引っかかっている。サービス側なので、デバッグが厄介だな・・・

この原因は、WinRing0.sys を Visual Studio のデバッグ環境で、Web Service から呼び出すときに、OlsDll.cpp の Initialize()関数の中で、ドライバーを呼び出すときにディレクトリが、 “C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\DevServer\9.0\WinRing0.sys” になってしまい、OLS_DLL_DRIVER_NOT_FOUND エラーになってしまう。暫定で、その場所に WinRing0.sys をコピーして先に進んでみる。

次に、Web Service をローカルの IIS に発行してみると、こんどは “c:\windows\system32\inetsrv\WinRing0.sys” を探しに行ってエラーになる。そこに、WinRing0.sys をコピーすることで、Web Service から OpenLibSys を呼び出せるようになった。

あれ? Vista IIS 7 で Web Service が動かない・・・

2009年5月5日

温度計をWeb Serviceにしてしまおうかと思って、久々にWeb Service を作って、ローカルの Vista に発行してみたら、

「IIS 7.0 でホストされている Web サイトにアクセスすると、エラー メッセージ:"HTTP エラー 500.19-内部サーバー エラー"」 というエラーで Web Service が動かない。

http://support.microsoft.com/kb/942055/ja

に対処方法が書かれていたので、その通りにしてみたが症状は変わらず。

あれれ? ということで、いろいろ調べていたら、[コントロール パネル] → [プログラムと機能] → [Windows の機能を有効化または無効化] → [アプリケーション開発機能] の ASP.NET のチェックがされていなかった。

VISTA を入れて、Visual Studio 2008 を標準インストールしただけで特に何もしていないはずなので、標準インストールでは ASP.NETは ON にならないのかな?

image

このチェックを入れたら、無事動いた。

Windows Vista IIS で ASP.NET を動かすための設定は、

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/aa964620.aspx

に書かれています。
エラーメッセージからサポートオンラインの情報を引いたのだけれど、その情報に惑わされてしまった。というわけで、またはまりそうなので、一応メモっておこう。

CPUの温度取得に関するメモ4

2009年5月5日

Intel® 64 and IA-32 Architectures Software Developer’s Manual によると、今使用中の ASUS P5LD2-V + Pentium 4 D では、MSR から CPU の温度が取れないことが判明した。

で、http://kariunten.homeip.net/programming/winring0.html

にマザーボードのI/Oコントローラからデータを取得する方法が載っていたので、OpenLibSys で試してみた。

ASUS P5LD2-Vのマニュアルを調べてみると、コントローラは W83627EHF だったので、そのマニュアル

http://www.winbond-usa.com/products/winbond_products/pdfs/PCIC/W83627EHF_W83627EHG.pdf

を調べてみた。それによると、このチップには温度センサーが3つ搭載されている。ただし、マザーボード上で使用されているのは、CPUTIN Temperature、SYSTIN Temperature の2つのみで、AUXTIN Temperatureは使用されていない模様。

このコントローラーからデータを取得するには、IO ポートからデータを取得すればよい。

取得する方法は、0x295 ポートにレジスタを指定、0x296 ポートからデータを取得するという手順。

ただし、バンクが 0, 1, 2, 3, 4 とあり、0x50 以上のレジスターにアクセスするには、バンクを切り替える必要がある。バンクの切り替え方法は、0x4E ポートの下位3ビットで指定する。

CPUTIN (CPUの温度)は、

バンク1、0x50 レジスタにハイビット(温度 ℃)

バンク1、0x51 レジスタにロービット(温度 7ビット目が立っていれば +0.5℃)

となっているので、次のようなコードになる。

//=======================================
// CPUTIN Temperature
//=======================================
// バンク1
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x4E);
ols.WriteIoPortByte(0x296, 0x81);
// データ読出し(50h Bank1)
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x50);
hi = ols.ReadIoPortByte(0x296);

// バンク1
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x4E);
ols.WriteIoPortByte(0x296, 0x81);
// データ読出し(10h Bank1)
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x51);
lo = ols.ReadIoPortByte(0x296);

Console.WriteLine("CPUTIN Temperature Low : …." + lo.ToString("X") + "\r\n");
Console.WriteLine("CPUTIN Temperature High: …." + hi.ToString("X") + "\r\n");

float CPUTIN = hi + ((lo & 0x80) != 0 ? 0.5f : 0);

Console.WriteLine("CPUTIN Temperature: …." + CPUTIN.ToString() + "\r\n");

同様に、SYSTIN (マザーボードの温度)は、バンク0、0x27 レジスタなので、

//=======================================
// SYSTIN Temperature
//=======================================

// バンク0 を指定
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x4E);
ols.WriteIoPortByte(0x296, 0x81);
// データ読出し(27h Bank0)
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x27);
hi = ols.ReadIoPortByte(0x296);

Console.WriteLine ("SYSTIN Temperature: …." + hi.ToString() + "\r\n");

なお、SYSTINでは、0.5℃単位の測定はできない仕様になっている。

結果は次の通り。

[CPUTIN Temperature]
CPUTIN Temperature Low : ….80
CPUTIN Temperature High: ….21
CPUTIN Temperature: ….33.5

[SYSTIN Temperature]
SYSTIN Temperature: ….24

下は、ASUS のおまけアプリの Probe II のデータ

image

image

おおおおっ、ちゃんと取れるじゃないですか。OpenLibSys 偉大だ。

というか、Core2にアップしてしまえば、MSRで取れるので、こんなことしないですむんだけどなぁ・・・

というか、こんなハード固有の実装させないように頑張ってよ >> MS

というか、温度を気にしないといけないような CPU 勘弁してよ >> Intel, AMD

CPUの温度取得に関するメモ3

2009年5月5日

MSR(Model Specific Register) 0x19C Bits [22:16] で温度が取得できることは確認できたが、このセンサーの値は、Tjmax への相対値であることがマニュアルに書かれている。しかし、そのTjmaxの値をMSRから取得する方法がマニュアルに書かれていない。

いろいろ探していたらば、

http://software.intel.com/en-us/forums/deleted-posts/topic/51574/page/1/

で、MSR 0xEE で取得が可能なようだが、undocumented だそうだ。ちょっと古い資料なので、85度か100度と書かれている。

http://www.xtremesystems.org/forums/showthread.php?t=179044&page=23

によると、0xEE の bit:30 で、0=100 1=85 といううわさもある。

一方、Q6600 では、95度らしいという書き込みもある。

http://www.xtremesystems.org/forums/showthread.php?t=179044&page=27

Atom の場合、20度室温で 0x19C Bits [22:16] から88前後が返されているので、100度にしても合わない。

http://download.intel.com/design/processor/datashts/320032.pdf

によると、a catastrophic processor temperature of 125°C (maximum), or if the THERMTRIP#
signal is asserted, ということで、125度とすると、ちょうど37度となり、それらしい値になる。

MSR 0xEE で取得してみると、

000000EE: 00000000 02F90002

となり、仕様が分からない。

http://www.bugtrack.almico.com/view.php?id=1150

によると、

if bit 30 of MSR(0x00EE) is 1 then
  Tjmax=85
else
  Tjmax=100
endif
if CPUID=0x06F2 then Tjmax=100
if CPUID=0x06FB then Tjmax=100
if CPUID=0x10676 then Tjmax=Tjmax+5

こんな情報もある。

それにしても、xtremesystems.org のスレッドがものすごいことになっているのには、驚いた。

いずれにしても、インテルが仕様をはっきり書いていない(NDAを結ばないともらえないらしい)のが悪いということがよくわかった。

CPUの温度取得に関するメモ2

2009年5月4日

石坂さん、渋木さんに教えていただいたサイドバーガジェットを Windows 7 Beta on Atom N280で動かしてみました。こんな感じ。

image 

原理はデバイスドライバーで、Ring0のカーネルモードに移行して、そこでアセンブラでRDMSRにより、Model Specific Register を叩いて、直接モードスペシフィックレジスターからデータを読み取っていますね。そのためのライブラリがOpenLibSysから提供されている。なるほど、それなら早いはずだ。それにしても、OpenLibSysを作った人は偉いなぁ・・・とひとしきり感動しました。

なお、Vista on Pentium4 Dでは、温度が取得できない。orz。MSR的には、0x19C の 22:16 で同じ仕様に見えるんだけど、どこか細かいところで違うのかな・・・

image

なお、MSRは、文字通りモデル固有のレジスタであるため、プロセッサのモデルごとに仕様が異なっている。Intel のIntel® 64 and IA-32 Architectures Software Developer’s Manual Volume 3Bによると、Core2、Atom、P4 and Xeon、Core Solor and Core Duo、Pentium M、P6、Pentiumとファミリーごとに説明が分かれています。