Archive for 2009年5月5日

あれ? Vista IIS 7 で Web Service が動かない・・・

2009年5月5日

温度計をWeb Serviceにしてしまおうかと思って、久々にWeb Service を作って、ローカルの Vista に発行してみたら、

「IIS 7.0 でホストされている Web サイトにアクセスすると、エラー メッセージ:"HTTP エラー 500.19-内部サーバー エラー"」 というエラーで Web Service が動かない。

http://support.microsoft.com/kb/942055/ja

に対処方法が書かれていたので、その通りにしてみたが症状は変わらず。

あれれ? ということで、いろいろ調べていたら、[コントロール パネル] → [プログラムと機能] → [Windows の機能を有効化または無効化] → [アプリケーション開発機能] の ASP.NET のチェックがされていなかった。

VISTA を入れて、Visual Studio 2008 を標準インストールしただけで特に何もしていないはずなので、標準インストールでは ASP.NETは ON にならないのかな?

image

このチェックを入れたら、無事動いた。

Windows Vista IIS で ASP.NET を動かすための設定は、

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/aa964620.aspx

に書かれています。
エラーメッセージからサポートオンラインの情報を引いたのだけれど、その情報に惑わされてしまった。というわけで、またはまりそうなので、一応メモっておこう。

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CPUの温度取得に関するメモ4

2009年5月5日

Intel® 64 and IA-32 Architectures Software Developer’s Manual によると、今使用中の ASUS P5LD2-V + Pentium 4 D では、MSR から CPU の温度が取れないことが判明した。

で、http://kariunten.homeip.net/programming/winring0.html

にマザーボードのI/Oコントローラからデータを取得する方法が載っていたので、OpenLibSys で試してみた。

ASUS P5LD2-Vのマニュアルを調べてみると、コントローラは W83627EHF だったので、そのマニュアル

http://www.winbond-usa.com/products/winbond_products/pdfs/PCIC/W83627EHF_W83627EHG.pdf

を調べてみた。それによると、このチップには温度センサーが3つ搭載されている。ただし、マザーボード上で使用されているのは、CPUTIN Temperature、SYSTIN Temperature の2つのみで、AUXTIN Temperatureは使用されていない模様。

このコントローラーからデータを取得するには、IO ポートからデータを取得すればよい。

取得する方法は、0x295 ポートにレジスタを指定、0x296 ポートからデータを取得するという手順。

ただし、バンクが 0, 1, 2, 3, 4 とあり、0x50 以上のレジスターにアクセスするには、バンクを切り替える必要がある。バンクの切り替え方法は、0x4E ポートの下位3ビットで指定する。

CPUTIN (CPUの温度)は、

バンク1、0x50 レジスタにハイビット(温度 ℃)

バンク1、0x51 レジスタにロービット(温度 7ビット目が立っていれば +0.5℃)

となっているので、次のようなコードになる。

//=======================================
// CPUTIN Temperature
//=======================================
// バンク1
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x4E);
ols.WriteIoPortByte(0x296, 0x81);
// データ読出し(50h Bank1)
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x50);
hi = ols.ReadIoPortByte(0x296);

// バンク1
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x4E);
ols.WriteIoPortByte(0x296, 0x81);
// データ読出し(10h Bank1)
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x51);
lo = ols.ReadIoPortByte(0x296);

Console.WriteLine("CPUTIN Temperature Low : …." + lo.ToString("X") + "\r\n");
Console.WriteLine("CPUTIN Temperature High: …." + hi.ToString("X") + "\r\n");

float CPUTIN = hi + ((lo & 0x80) != 0 ? 0.5f : 0);

Console.WriteLine("CPUTIN Temperature: …." + CPUTIN.ToString() + "\r\n");

同様に、SYSTIN (マザーボードの温度)は、バンク0、0x27 レジスタなので、

//=======================================
// SYSTIN Temperature
//=======================================

// バンク0 を指定
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x4E);
ols.WriteIoPortByte(0x296, 0x81);
// データ読出し(27h Bank0)
ols.WriteIoPortByte(0x295, 0x27);
hi = ols.ReadIoPortByte(0x296);

Console.WriteLine ("SYSTIN Temperature: …." + hi.ToString() + "\r\n");

なお、SYSTINでは、0.5℃単位の測定はできない仕様になっている。

結果は次の通り。

[CPUTIN Temperature]
CPUTIN Temperature Low : ….80
CPUTIN Temperature High: ….21
CPUTIN Temperature: ….33.5

[SYSTIN Temperature]
SYSTIN Temperature: ….24

下は、ASUS のおまけアプリの Probe II のデータ

image

image

おおおおっ、ちゃんと取れるじゃないですか。OpenLibSys 偉大だ。

というか、Core2にアップしてしまえば、MSRで取れるので、こんなことしないですむんだけどなぁ・・・

というか、こんなハード固有の実装させないように頑張ってよ >> MS

というか、温度を気にしないといけないような CPU 勘弁してよ >> Intel, AMD

CPUの温度取得に関するメモ3

2009年5月5日

MSR(Model Specific Register) 0x19C Bits [22:16] で温度が取得できることは確認できたが、このセンサーの値は、Tjmax への相対値であることがマニュアルに書かれている。しかし、そのTjmaxの値をMSRから取得する方法がマニュアルに書かれていない。

いろいろ探していたらば、

http://software.intel.com/en-us/forums/deleted-posts/topic/51574/page/1/

で、MSR 0xEE で取得が可能なようだが、undocumented だそうだ。ちょっと古い資料なので、85度か100度と書かれている。

http://www.xtremesystems.org/forums/showthread.php?t=179044&page=23

によると、0xEE の bit:30 で、0=100 1=85 といううわさもある。

一方、Q6600 では、95度らしいという書き込みもある。

http://www.xtremesystems.org/forums/showthread.php?t=179044&page=27

Atom の場合、20度室温で 0x19C Bits [22:16] から88前後が返されているので、100度にしても合わない。

http://download.intel.com/design/processor/datashts/320032.pdf

によると、a catastrophic processor temperature of 125°C (maximum), or if the THERMTRIP#
signal is asserted, ということで、125度とすると、ちょうど37度となり、それらしい値になる。

MSR 0xEE で取得してみると、

000000EE: 00000000 02F90002

となり、仕様が分からない。

http://www.bugtrack.almico.com/view.php?id=1150

によると、

if bit 30 of MSR(0x00EE) is 1 then
  Tjmax=85
else
  Tjmax=100
endif
if CPUID=0x06F2 then Tjmax=100
if CPUID=0x06FB then Tjmax=100
if CPUID=0x10676 then Tjmax=Tjmax+5

こんな情報もある。

それにしても、xtremesystems.org のスレッドがものすごいことになっているのには、驚いた。

いずれにしても、インテルが仕様をはっきり書いていない(NDAを結ばないともらえないらしい)のが悪いということがよくわかった。